絵本作家・柴田ケイコさん(52歳)の作品は、累計450万部を突破した『パンどろぼう』シリーズを筆頭に、子どもたちだけでなく大人からも絶大な支持を得ています。
その創作の源は、自身の子育て体験にあります。現在の長男(20歳)と次男(18歳)との子ども時代の日常。
片付け問題、弱視との闘い、好き嫌いの悩み、等々が、柴田さんの代表作に色濃く反映されているのです。
今回の記事では、息子たちとのエピソードがどのように絵本に昇華されていいたのかを、詳しく見ていきたいと思います!
柴田ケイコは絵本作家で息子2人の年齢は?20歳と18歳で「パンどろぼう」「しろくま」など作品多数!
項目 | 内容 |
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本名 | 橋本啓子(活動名:柴田ケイコ) |
生年月日 | 1973年7月9日(52歳・2025年現在) |
出身地 | 高知県高知市 |
学歴 | 奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業 |
家族構成 | 夫、長男(20歳)、次男(18歳) |
主な代表作 | 『パンどろぼう』シリーズ、『おいしそうなしろくま』、『めがねこ』など |
受賞歴 | リブロ絵本大賞(2回)、MOE絵本屋さん大賞第4位、TSUTAYAえほん大賞など |
柴田ケイコさんは高知県出身の絵本作家で、43歳と遅咲きのデビューながら、現在は日本を代表する人気作家です。
家族は夫と息子2人(2025年6月現在:20歳と18歳)の4人家族で、高知の自然豊かな環境で創作活動を続けています。
柴田さんが絵本作家になったきっかけは「イラストレーターとしての活動中、当時3歳の長男の弱視が発端」でした。
子育てと仕事の両立の中から生まれた作品群は、親子のコミュニケーションツールとしても高い評価を得ています。
柴田ケイコの子供との関わりが絵本に!片付け問題が「ぱなしくん」になった!
柴田さんの絵本は、息子たちとの日常から直接インスピレーションを得ています。
特に「片付け問題」は、代表作『ぱなしくん』(2023年)の核心テーマです。
- ブロック散らかし問題が原点
息子たちが幼い頃、ブロック遊びの後は必ず「床中がブロックだらけ」になるのが悩みでした。柴田さん自身も片付けが苦手だったため、「片付けなさい!」と叱る代わりに「敷物ごとまとめて片付ける」という独自ルールを導入。この経験が『ぱなしくん』という『片付けが苦手な主人公が工夫する物語』のベースになりました。 - 子育てのユーモアが作風に
「絵本の中では怒らない」が柴田さんのポリシー。実際の子育てではイライラしても、作品では「新しい提案」で解決策を示します。『ぱなしくん』では「片付け=苦行」ではなく「遊びの延長」として描かれ、読者から「共感できる!」と反響を呼びました。
「人の欠点や短所を無理に直すより、持ち味を伸ばす」自身の子育てを通じて絵本に込めてきた想いは、デビュー作からずっと変わっていない。
引用元:https://www.mbs.jp/jounetsu/
柴田ケイコの子供の弱視体験が「めがねこ」好き嫌い問題が「パンダのおさじ」に!
長男の弱視が『めがねこ』誕生の契機に
長男が4歳の時、弱視と診断され眼鏡が必要になりました。柴田さんは「眼鏡を嫌がってほしくない」という思いから、8年かけてデビュー作『めがねこ』(2016年)を完成させました。
- 眼科で渡された絵本に「眼鏡のキャラクター」が不在だったことに疑問を抱いたのが制作の動機。
- 「メガネ=個性」と伝える物語は、第8回リブロ絵本大賞などを受賞し、作家デビューの突破口に。
好き嫌い問題が『パンダのおさじ』シリーズに
息子たちの食べ物の好き嫌い(特にしいたけやナス)に悩んだ経験は、『パンダのおさじ』シリーズに結実しました。
- 「苦手食材を楽しく克服する方法」をテーマに、ユーモアたっぷりのストーリーを展開。
- 実際に柴田さんが実践した「小さく切る」「キャラクター化する」などの工夫が作中に反映されています。
まとめ|柴田ケイコの息子2人の年齢は?子供は20歳と18歳で絵本のモデルにも!
柴田ケイコさんの絵本は、長男と次男との子育て体験から生まれた「等身大の物語」です。
片付け問題→『ぱなしくん』、弱視体験→『めがねこ』、好き嫌い→『パンダのおさじ』と、どれも息子たちとの葛藤や工夫が原石となっています。
柴田さんは「子どもの欠点を直すより、持ち味を伸ばす」を信念に、読者に寄り添う作品を生み続けています。
2025年6月には『情熱大陸』で最新作『わすれぽんたくん』の制作過程が紹介され、創作への情熱が改めて注目されています。
3年先まで製作依頼の予約でビッシリと埋まっている「柴田ケイコ」さんの、今後の展開から目が離せませんね!
それではまたお会いしましょう!
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