「銀座の大家」として知られるヒューリック会長・西浦三郎氏は、不動産業界だけでなく、将棋界への惜しみない支援でも注目を集めています。
幼少期から将棋に親しみ、現在もアマチュア2段の腕前を持つ西浦氏は、女流棋戦の創設や賞金増額、さらには新将棋会館の建設支援まで、将棋界の発展に大きく貢献。
今回の記事では、西浦三郎氏の将棋への深い愛情と、その支援の全貌に迫りたいと思います!
西浦三郎はヒューリック会長!将棋は父親がきっかけで始め現在アマ2段!

項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 西浦 三郎(にしうら さぶろう) |
生年月日 | 1948年6月10日(76歳・2025年現在) |
出身地 | 東京都 |
学歴 | 早稲田大学 第一政経学部 卒業(1971年) |
職業 | 実業家 |
主な役職 | ヒューリック株式会社 代表取締役会長(2016年~現任) |
経歴 | 1971年 旧富士銀行入行 2004年 みずほ銀行取締役副頭取 2006年 日本橋興業(現ヒューリック)社長就任 2016年より現職 |
事業内容 | 不動産賃貸事業、オフィスビル開発・投資 |
特記事項 | 「銀座の大家」と呼ばれるヒューリックを率い、東証一部上場企業の成長を牽引 |
西浦三郎氏は1948年生まれ、東京都出身。早稲田大学第一政経学部卒業後、旧富士銀行(現みずほ銀行)に入行し、2006年からヒューリックの社長、2016年からは会長としてグループを牽引しています。
将棋との出会いは5~6歳の頃。父親が将棋好きだった影響で、詰め将棋を解いたり、父親と毎日のように対局を重ねてきました。
高校時代はバレーボール部に所属しつつ、将棋にも熱中。
現在もアマチュア2段の実力を持ち、将棋への情熱は衰えていません。
この将棋愛が、後年の将棋界への支援活動の原動力となっています。
西浦三郎は女流棋戦「清麗戦・白玲戦・女流順位戦」の創設と主催も!
西浦三郎氏の将棋に関するエピソードを、時系列順にまとめました。
年代・時期 | エピソード内容 |
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幼少期 | 将棋に親しみ、詰め将棋や父親との対局を日課にする。アマチュア2段の腕前。 |
2018年12月 | ヒューリック杯清麗戦を創設。女流棋士の対局数が少ない現状を知り、女流棋戦の活性化を目的に主導。 |
2019年8月 | 第1期清麗戦が開幕。女流棋士の対局数が一気に3割増えるなど、女流棋士から感謝と喜びの声が寄せられる。 |
2020年10月 | ヒューリック杯白玲戦・女流順位戦の設立を発表。女流棋士の対局機会拡大と賞金増額、順位戦形式の導入など制度改革を実施。 |
2021年10月 | 白玲戦創設にあたり「女流で一番強い人を決めてほしい」と将棋連盟に要望。西山朋佳女流棋士の出場も強く後押し。 |
2023年9月 | 第3期ヒューリック杯白玲戦の開会式で、タイトル名の由来や女流棋士への期待を語る。 |
2025年4月 | 将棋連盟の記者会見に出席し、女流棋戦の価値向上や制度改革について発言。将棋界への支援継続を表明。 |
西浦氏はヒューリック会長として、2018年以降、女流棋戦の創設や主催に積極的に取り組んできました。
- 清麗戦(2019年創設)
女流棋士の対局数が少ない現状を知り、「女流棋士の活躍の場を増やしたい」との思いから新タイトル戦「清麗戦」を創設。ヒューリックが主催し、女流棋士の地位向上と将棋界の活性化に大きく貢献しました。 - 白玲戦・女流順位戦(2021年創設)
さらに、全女流棋士が参加できるリーグ戦形式の「白玲戦・女流順位戦」を設立。これにより女流棋士の対局数が飛躍的に増え、女流タイトル戦の序列も刷新されました。
白玲戦の創設時には「女流で一番強い人を決めてほしい」と日本将棋連盟に要望し、西山朋佳女流棋士の出場も強く後押ししたエピソードがあります。 - 棋聖戦の特別協賛
男性棋戦でも、棋聖戦の特別協賛によりタイトル戦の存続と賞金増額を実現。藤井聡太棋士ら若手スターの活躍を支える基盤となっています。
これらの取り組みは、女流棋士の社会的地位向上と将棋界の新たな盛り上がりを生み出しています。
西浦三郎は将棋界への賞金増額や将棋会館の建設支援も!

西浦氏の支援は棋戦創設だけにとどまりません。
- 賞金増額
清麗戦・白玲戦・棋聖戦の賞金を大幅に増額。
たとえば白玲戦の賞金は5000万円(特別賞1000万円含む)と、女流棋戦としては異例の高額。棋聖戦も同様に賞金引き上げを実現し、プロ棋士・女流棋士の経済的基盤を強化しています。 - 新将棋会館の建設支援
老朽化した旧将棋会館(渋谷区)に代わる新たな将棋会館の建設にもヒューリックが全面協力。
ヒューリックが所有していた土地を提供し、建物もヒューリックと日本将棋連盟の共同所有に。さらに毎年1億円規模の寄付を行い、将棋文化の発展に寄与しています。 - 制度改革・女流棋士制度の拡充
女流棋士の対局数増加や順位戦形式の導入など、将棋界の制度改革にも積極的に関与。
女流棋士の活躍の場と社会的地位向上に大きな影響を与えています。
ヒューリック株式会社の西浦三郎会長の
— まさP(サブ垢) (@masa_pre) April 22, 2025
「今、明るい話題は大谷翔平さんと藤井聡太七冠だが、2人はあまりに(収入に)差があり過ぎる。将棋の発展のため、次の若い世代を育てるため(賞金増額を)考えた」
がカッコ良すぎるし、藤井聡太竜王名人が初めて獲得したタイトルの格を上げるのも凄すぎる‼️ https://t.co/ZXCRSV6L00
▼不動産業界第4位のヒューリック会長の西浦三郎氏の経歴や学歴の記事です!▼

まとめ|西浦三郎の将棋界への支援がスゴイ!女流棋戦創設や賞金増額や会館建設など!
西浦三郎氏は、幼少期からの将棋愛を原点に、ヒューリック会長として棋聖戦・清麗戦・白玲戦などの創設や主催、賞金増額、新将棋会館の建設支援など、将棋界の発展に多大な貢献を果たしてきました。
特に女流棋士の対局数増加や賞金水準の引き上げ、順位戦形式の導入は、女流棋士の社会的地位向上と将棋界の活性化に直結。
「将棋は日本文化の象徴」と語る西浦氏の活動は、今後も将棋界の未来を支える大きな原動力となるでしょう。
これからの西浦三郎氏の将棋界への支援や動向がますます気になりますね!
それではまたお会いしましょう!
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