日本の不動産業界で確固たる地位を築く実業家、西浦三郎(にしうら さぶろう)氏。
1948年6月生まれ、東京都出身で、早稲田大学第一政経学部を卒業後、旧富士銀行に入行。
金融業界での豊富な経験を経て、2006年からは不動産会社ヒューリックの代表取締役社長に就任し、現在は代表取締役会長として企業を牽引しています。
今回は、西浦三郎氏の学歴や経歴、そして彼が掲げる経営理念について詳しく見ていきたいと思います。
西浦三郎の学歴は早稲田大学の第一政経学部卒業!OBは野田佳彦元総理など!
項目 | 内容 |
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生年月日 | 1948年6月10日(2025年6月現在:77歳) |
出身地 | 東京都 |
父親の戦時中の職業 | 元陸軍の軍事課長で東条英機氏の秘書官 |
家族 | 妻 |
学歴 | 早稲田大学 第一政経学部卒業(現在は政治経済学部) |
早稲田大学第一政経学部(現:政治経済学部)の著名な卒業生 | 福田康夫(元総理)、野田佳彦(元総理)、柳井正(ユニクロ会長兼社長)、久米宏(フリーアナウンサー)、 筑紫哲也(ジャーナリスト)など多数 |
趣味 | 将棋(アマ2段)、読書 |
西浦三郎氏は1948年6月10日、東京都に生まれました。1971年に早稲田大学第一政経学部を卒業しています。
早稲田大学第一政経学部は、政治学と経済学を学ぶ学部であり、多くの政治家や実業家やジャーナリスト等を輩出している名門です。
学生時代には将棋に親しみ、詰め将棋を解くことや父親との対局を日課としていたことも知られています。
西浦三郎の経歴は富士銀行出身!現在はヒューリック会長やリソー教育の取締役!

年代 | 経歴 |
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1971年 | 旧富士銀行入行 |
2000年 | 富士銀行 常務執行役員 法人グループ長兼法人開発部長 |
2002年 | みずほ銀行 常務執行役員 |
2004年 | みずほ銀行 取締役副頭取 |
2006年 | 日本橋興業(現ヒューリック)代表取締役社長就任 |
2016年 | ヒューリック 代表取締役会長就任(現任) |
2022年 | リソー教育 取締役(非業務執行)就任 |
1971年、旧富士銀行(現みずほ銀行)に入行した西浦氏は、法人営業を中心にキャリアを積み重ねました。
1993年に目黒支店長、1995年に数寄屋橋支店長を歴任。2000年には常務執行役員 法人グループ長兼法人開発部長。
2002年にはみずほ銀行常務執行役員、2004年には取締役副頭取に昇進しています。
2006年3月、日本橋興業(現ヒューリック)の代表取締役社長に就任。
当時は銀座に2棟しかビルを持たない小規模な企業でしたが、西浦氏の就任後、駅近小型ビルへの集中投資や再開発、環境配慮型の開発戦略で急成長を遂げました。
2025年現在、銀座に37棟ものビルを保有し、経常利益・時価総額ともに業界4位の地位を築いています。(現在の時価総額は1兆円とのこと!)
2016年3月からはヒューリック代表取締役会長に就任し、2022年5月からはリソー教育の社外取締役(非業務執行)も兼任するなど、77歳となった現在も精力的に活動されています。
西浦三郎の経営理念は?高齢化・観光・環境・教育の4Kを軸に展開!将棋界の支援も!
【16日の紙面】
— NIKKEI BUSINESS DAILY (@nikkei_bizdaily) March 15, 2022
ヒューリックの西浦三郎会長のインタビューです。財閥系不動産大手を追うため、開発領域を広げています。キーワードは『4K』です pic.twitter.com/xpyfxxTblY
西浦三郎会長がヒューリックで掲げる経営理念は「人を大切にする経営」と「他にはない価値の創造」です。
この理念のもと、社会の変化を先取りし、「高齢化(Kōreika)」「観光(Kankō)」「環境(Kankyō)」「教育(Kyōiku)」の“4K”を事業の柱に据えています。
- 高齢化:高齢者向け住宅や医療・介護施設の開発に注力。
- 観光:ホテルや観光施設の再開発、インバウンド需要への対応。
- 環境:再生可能エネルギーや高耐震・省エネビルの開発、SDGs経営の推進。
- 教育:教育関連施設や文化事業への積極投資。
また、ヒューリックは「選択と集中」の戦略で、都心・駅近・高耐震・再エネ化にこだわり、スピード感ある意思決定と少数精鋭経営を実現。
上場以来、営業利益・経常利益ともに最高益を更新し続け、社員の平均年収は業界トップクラス、社内出生率も高いユニークな企業文化を築いています。
第94期ヒューリック杯棋聖戦#藤井聡太 #棋聖 #就位式
— がんぼたれ (@gambotare) October 6, 2023
司会:遠藤玲子(フジテレビ)
産経新聞社 取締役会長:飯塚浩彦
公益社団法人 日本将棋連盟会長:羽生善治
ヒューリック株式会社:西浦三郎 代表取締役会長
産経新聞社 代表取締役社長:近藤哲司https://t.co/7tbWTO6clZ https://t.co/ddDfYLkIS2 pic.twitter.com/ksmgZXzj4w
さらに、西浦会長は将棋界への支援でも知られ、ヒューリックを通じて棋聖戦や白玲戦・清麗戦などの棋戦創設・賞金増額、将棋会館の建設支援、女流棋士制度改革など、将棋界の発展に多大な貢献を果たしています。
特に女流棋戦「白玲戦・清麗戦」の創設や賞金増額は、女流棋士の社会的地位向上と将棋界の活性化に大きく寄与しています。

西浦三郎さん、将棋界への手厚い支援も、ご自身が昔から熱中していた事がきっかけという事で、自然な流れでこういった活動をされているのが、スマートだけどアツい!ですよね!
まとめ|西浦三郎の学歴や経歴は?早稲田大学卒業で現在はヒューリック会長やリソー教育の取締役!
西浦三郎氏は、1948年6月東京都生まれ、早稲田大学第一政経学部卒業後、旧富士銀行に入行。
金融業界での豊富な経験を経て、2006年からヒューリックの代表取締役社長に就任し、2016年からは代表取締役会長として企業を牽引しています。
また、リソー教育の社外取締役も務めるなど、多方面で活躍中です。
経営理念は「人を大切にする経営」と「他にはない価値の創造」を軸に、社会の4K(高齢化・観光・環境・教育)を重視。
時代のニーズに応えながら、不動産業界での独自路線を貫き「銀座の大家」として知られるヒューリックを、独自の差別化戦略と“4K”経営で大手不動産会社に次ぐ業界4位へと成長させました。
将棋文化の発展にも積極的に貢献し、社会的責任を果たす経営者として高い評価を受けています。
今後も西浦三郎会長のリーダーシップのもと、ヒューリックのさらなる成長と社会貢献が期待されています。
これからの西浦三郎氏の動きや活躍ぶりから、ますます目が離せませんね!
それではまたお会いしましょう!
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