学歴詐称問題で揺れた伊東市政の「新しいかじ取り役」として、43歳の若さで市長に選ばれたのが杉本憲也(すぎもと かずや)さんです。
自動車学校・農協職員、法律専門職、市議2期と、多段階のキャリアを経て市長にたどり着いた歩みは、経歴を知れば知るほど市政への「現場感覚」の源が見えてきます。
今回の記事では、新・伊東市長に当選した杉本憲也さんの多様な経歴について、掘り下げていきます。
杉本憲也のwiki学歴経歴!国民民主党推薦で伊東市長当選し公約はメガソーラー反対!
伊東市長選挙 国民民主党推薦の杉本氏が当選。 pic.twitter.com/rF2AgVnYho
— Tokyo.Tweet (@tweet_tokyo_web) December 14, 2025
まずは、杉本憲也さんの基本プロフィールと、学歴・政治的な立ち位置を整理します。
- 氏名:杉本 憲也(すぎもと かずや)。
- 生年月日:1982年4月24日生まれ(2025年時点で43歳)。
- 出身地:静岡県伊東市(宇佐美地区出身)。
- 学歴:
- 1998年3月 伊東市立宇佐美中学校 卒業。
- 2001年3月 静岡県立沼津東高校 普通科 卒業。
- 2005年3月 立命館大学 法学部 司法専攻 卒業。
- 2010年3月 愛知大学 法科大学院 修了(法務博士〈専門職〉)。
- 資格:行政書士(特定行政書士、伊東市内初の特定行政書士と紹介)、入管業務なども扱う法律系専門職。
- 主な資格:特定行政書士・ホームヘルパー2級・法学士・法務博士(専門職)・国内B級ドライバーライセンス・証券外務員(1種、内部管理責任者)・農協内部監査士・営農指導員 など
前市長の学歴をめぐる混乱をきっかけに行われた出直し市長選だけに、「自らの学歴・経歴を具体的に開示していること」「法務と行政の両方に通じていること」が、有権者からの信頼獲得につながったとされています。
杉本憲也の経歴は?静岡県自動車学校の営業課主任やJAあいら伊豆に勤務していた!

杉本さんのキャリアの前半は、「地元に戻ってからの民間勤務」で培われたものです。
法律の勉強を終えたあと、いきなり政治家になったのではなく、地域の現場で働いた経験がその後の市政観につながっています。
自動車学校での経験

JAあいら伊豆での経験

自動車学校と農協という「生活の足」と「地域経済の基盤」に関わる仕事を経験したことが、杉本さんの政策でも交通・防災・農業支援などへの目配りとして表れていると分析されています。
杉本憲也は行政書士事務所を開設も!伊東市議2期を経て伊東市長に当選!
法律系の資格を活かした独立と、市議としての活動が、現在の市長職につながる“後半戦”のキャリアです。
法律専門職としての独立

伊東市会議員を2期つとめ市長選で初当選!

- 2019年9月:伊東市議会議員選挙に初出馬し、1,623票余りを獲得して4位(新人トップ)で初当選。
- 1期目の主な活動:福祉文教常任委員会の副委員長、予算・決算特別委員会(福祉文教分科会副委員長)、議会報編集委員会などを歴任し、教育・子育て・財政を中心に質問を重ねた。
- 2023年9月:2期目の市議選で1,400票超を得て3位当選。引き続き福祉と教育分野の議論をリードし、市内の部活動支援や学校施設の老朽化対策などをテーマに取り上げたとまとめられている。
- 2025年9月:市議会の解散により議席を失うが、その後の市長選出馬を決断。
- 2025年12月14日:前市長の学歴問題を受けた出直し市長選で、無所属・新人として立候補し、国民民主党推薦の支援も受けて初当選。
今日に至るまで育てていただいた故郷伊東の政治を もっと身近で役立つものにすることで「市民の皆さんの豊かな暮らし」を実現し、市民の皆様に恩返しをしたいと決意し、政治を志しました。
引用元:https://go2senkyo.com/seijika/179251#gallery
テレビ静岡などの報道では、「9人乱立で再選挙もささやかれるなか、1回で決めようと必死に走り回った」と選挙戦を振り返りつつ、「止まってしまった市政をまず進める。給食費無償化の継続など、すぐにやるべきことを進めたい」と語る姿が印象的に紹介されています。
法務・行政・地域現場を一通り経験してきた経歴は、「机上の理屈だけでなく、生活者目線を持った市長」として期待を集める理由の一つとなっています。
まとめ|杉本憲也の経歴は?自動車学校や農協や司法書士や伊東市議2期を経て伊東市長に!
今回の記事の内容を、学歴・職歴・政治歴に分けて整理します。
学歴は、宇佐美中→沼津東高校→立命館大学法学部司法専攻→愛知大学法科大学院修了と、一貫して法学を深めてきたルートで、最終学歴は大学院卒(法務博士〈専門職〉)。
職歴は、静岡県自動車学校沼津校の営業課主任やJAあいら伊豆職員として、交通・農業・地域経済の現場を経験したあと、行政書士として独立し、伊東市内初の特定行政書士として幅広い手続きを支援してきた。
政治歴は、市議2期6年で福祉・教育・財政分野の委員会を歴任し、その延長線上で国民民主党推薦の無所属候補として伊東市長選に挑み、前市長の学歴問題で揺れる市政を立て直す役割を託された。
杉本憲也さんの経歴の“流れ”をまとめると
自動車学校・農協・行政書士・市議と、多段階のキャリアを経て市長になった杉本さんの歩み。
「現場を知る法律家型リーダー」として、メガソーラー計画見直しや子育て支援、税負担の調整など、具体的な生活課題に踏み込む市政運営へどうつながっていくのか、今後も注目されるところです。
新・伊東市長となられた杉本憲也さんの、これからの活躍や動向からますます目が離せませんね!
最後までご拝読いただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それではまたお会いしましょう!


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