2025年5月19日、江藤拓農林水産大臣が「支援者から米をもらっている」との発言をきっかけに、公職選挙法違反の疑いが持ち上がり、政界や世間を大きく揺るがせています。
自民党の重鎮であり、農林水産行政に精通した江藤大臣ですが、今回の発言が波紋を呼び、辞任の可能性や政治家としての資質が問われています。
今回の記事では、江藤大臣のプロフィールや経歴、問題発言の経緯、SNSや世間の反応を詳しく見ていきたいと思います。
江藤拓農水相のプロフィール!選挙区は宮崎2区で父親や経歴がスゴイ!

項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 江藤 拓(えとう たく) |
生年月日 | 1960年7月1日 |
年齢 | 64歳(2025年5月現在) |
出身地 | 宮崎県門川町 |
学歴 | 宮崎県立宮崎西高等学校→成城大学経済学部卒業 |
家族 | 父:江藤隆美(元建設大臣・運輸大臣・総務庁長官) |
政治家歴 | 2003年衆院初当選(父の地盤を継ぐ)、自民党宮崎県支部連合会会長 |
役職 | 農林水産大臣(第63代・第71代)、内閣総理大臣補佐官、農水副大臣、農水政務官ほか |
主な政策 | 農林水産行政に精通。農水省YouTube「BUZZ MAFF」立ち上げも主導 |
趣味・特技 | 釣り、空手三段 |
江藤氏は父・江藤隆美氏の地盤を引き継いだ“世襲議員”であり、農林水産族の代表格。自民党内でも農政通として知られ、農林水産大臣を2度経験するなど、党内外で影響力のあるベテラン政治家です。
宮崎県立宮崎西高等学校、成城大学経済学部を卒業後、ハーバード大学国際問題研究所の客員研究員も経験。
父の秘書を経て、2003年に宮崎2区から無所属で初当選し、後に自民党に追加公認されました。
その後も選挙で連続当選を重ね、農林水産副大臣、内閣総理大臣補佐官、農林水産大臣政務官など農政の要職を歴任。
2019年、2024年と2度にわたり農林水産大臣に就任し、農業・林業・水産業の現場をよく知る「農林水産族議員」として知られています。
また、政策面では保守的な立場を取り、たばこ税増税や選択的夫婦別姓制度には反対。
宮崎県で発生した口蹄疫問題などにも現場主義で対応し、地元の信頼も厚い人物です。
しかし、過去には以下のような問題行動や発言が相次いでいました。
- カレンダーの大量無料配布(2014年)
- 政治資金パーティーでの不適切な運営(2016~2018年)
- 「神様が悪い」発言(2019年9月)
- 食糧法の誤答弁(2019年12月)
など、度々メディアを賑わせてきた一面もあります。
江藤拓農水相は支援者から米の寄付を発言!賄賂で公職選挙法違反の疑い?

江藤拓の不正
— 白虎 (@whitetigerz) February 16, 2025
2014年
カレンダー配布問題
2016年、2017年、2018
政治資金パーティー問題
発言問題
2019年9月21日の参院農林水産委員会において、江藤氏が「そもそも、神様が悪い」と発
2024年12月の国会で、江藤氏は「国民の皆さま方は輸入したものが食べたいんですよ」と発言 TPP関連
他色々 https://t.co/pnmZSqzDzP
2025年5月18日、佐賀市で開かれた自民党の政治資金パーティーにおいて、江藤大臣は「私は米を買ったことがありません。支援者の方がたくさん下さるので、売るほどある」と発言しました。
この発言が報道されると、「支援者からの米の寄付は公職選挙法違反では?」との疑惑が浮上しました。
公職選挙法と寄付の禁止とは?
公職選挙法では、選挙区内の有権者から議員や候補者が金品や物品を受け取ることを原則禁止しています。
これは、金品授受による不正な選挙活動や利益誘導を防ぐためです。
例外として、親族間の贈与や慣習的な贈答などは認められていますが、支援者からの繰り返しの物品供与は「寄付」とみなされ、違法となる可能性があります。
江藤拓農林水産大臣の発言の釈明と今後の対応は?
江藤大臣は翌19日、「講演で強調した言い方になってしまった。正確性を欠いた」「定期的に米は買っている」と釈明しました。
しかし、元大阪市長の橋下徹氏をはじめ複数の法律家や識者が「米の寄付も政治資金収支報告書に記載すべき」「記載がなければ違法の可能性」と指摘しています。
「お米を支援者からもらったとはっきり言っている。これは政治資金収支報告書に記載しないといけない。時価評価にして記載しないといけない」と指摘し、「撤回しないと言っているのなら、すぐに政治資金収支報告書、パパッと調べれば分かるので、米が記載されているか。これ、米が不記載ってことになったら、また政治と金の問題になりますよ」と訴えた。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/725e1093b379ad96f5e56f2e9356d8fda47c4bb6 デイリーより
橋下氏は、米も寄付となり選挙区外でもらっても「関係ない。物品寄付もきちんと記載しないといけない」とコメント。「江藤さん、そこ、あんまり考えずに、お金じゃないからと思って撤回せずにやってるんじゃないか。そっちの方が問題になってくるかもしれない」とも話していた。
2025年5月19日の現時点で、江藤大臣が実際にどのような形で米を受け取っていたのか、政治資金報告書に記載があったかどうかは明らかになっていません。
しかし、今後、詳細な調査や国会での追及、場合によっては辞任や更迭といった事態も十分に考えられます。

「支援者から米もらった」って堂々と発言されてましたが、パッとすぐに「公選法違反ちゃうん?」とフツーに思い思い浮かびましたが(;^_^A
江藤農水相の炎上発言で無能でやめろで更迭の声?SNSなど世間の反応は?
江藤大臣の「米の寄付」発言を受け、SNSやネット掲示板では厳しい意見が飛び交っています。
江藤農水大臣「食糧法に価格の安定って書いてねぇ~よw」
— mizarou(ミザロー) 元大手パチンコ企業部門長元FCオーナー今はフリーランスSE兼サラリーマン (@code_economy) May 19, 2025
立民モブ「書いてあるよ!!」
江藤農林水産大臣「書いてないっつってんだろwww×4」
後ろの官僚「めっちゃ書いてあるっス」
江藤大臣「。。。」
ポンコツ大臣更迭しろとの声続々☺️#自民党はもう要らない #国会中継 pic.twitter.com/woe3swGtyi
農水相「私はコメを買ったことがない」発言
— チョーさん (@chotokugi) May 19, 2025
国民舐めすぎだろ!
国民が米の値上がりで苦しんでる時に、
「支援者からもらえるから、むしろ売るほどある」って?
農林水産大臣が、コメを買ったことがないってどういうことだよ!
お前が向き合うべきなのは支援者じゃない。
市場であり…
米を買ったことない奴が、米の価格が2倍になろうが何倍になろうが痛くも痒くもないよな。というか、「家の食品庫にまさに売るほどある。」という江藤拓氏のこの発言ももう聞いて呆れる。そんな奴が農林水産大臣かよ!!!!!
— それ (@DT7s8UYN3BLrJ3x) May 19, 2025
農林水産大臣の米買ったこと無い支持者から貰ってるってのは賄賂なのでは…
— Qkoro (@Qkoro) May 19, 2025
江藤農水大臣は地元の農民支援者から米を頂き(賄賂)、農林水産大臣として、その見返りに米の価格を高額で維持する為の策略を繰り返し、米を特定の高額で落札する業者にしか売らず、庶民には見かけだけ備蓄米を放出して対策は練ってる振りをする…「米を買ってない」は完全な贈収賄事件…
— 斉藤 一夫 (@cimav8) May 19, 2025
江藤農林水産大臣発言
— ペンギン学士 (@chachacha_na_H) May 19, 2025
コメは買ったことはない
支援者の方々がたくさんコメをくださる。売るほどある、私の家の食品庫には
一発アウト案件
米の価格が上がり過ぎて国民が困ってるのに米農家から賄賂もらって価格調整してるのかよと思う。記者に対する高圧的態度も悪い
自民党はもう終わったな
農林水産大臣の支援者から米貰ってる発言ってあれ普通に賄賂じゃないの?
— ディンゴEX (@dingoex398) May 19, 2025
「もらった米には賄賂と呼べるほどの価値がないから賄賂ではない」という論法はさすがに農林水産大臣の発言として許されないかもしれんが、ワンチャン「売るほどあっても大した価値なし」というミラクル裁定が下れば米の価値が下落して日本に平和が訪れるかもしれない。
— kedwing (@kedwing) May 19, 2025



相次ぐ物価高騰と米の価格高騰問題で、国民が困窮している最中でのあの発言なので、批判的な内容が圧倒的多数でした!
牛の口蹄疫対策や和牛の増産、食の輸出関連では評価されているみたいですが、国民感情はおさまらないでしょうねぇ・・・。
まとめ|江藤農林水産大臣は辞任?理由は支援者の米の寄付が公職選挙法違反の疑い?
江藤拓農林水産大臣の「支援者から米をもらっている」発言は、公職選挙法違反の疑いを呼び、辞任論が高まる大きな要因の一つとなっています。
江藤大臣自身は釈明を行っていますが、今後の調査や国会での追及如何では、辞任や更迭も十分に考えられる情勢です。
江藤大臣は農政に精通し、地元や現場の声を大切にしてきた一方で、過去にも不祥事や失言がいくつもあり、今回の問題でその資質が改めて問われています。
SNSなど世間の声も大変厳しく、信頼回復には一層の説明責任と透明性が求められています。
私たち有権者も政治家の言動をしっかりと監視し、健全な民主主義の実現に向けて声を上げていくことが問われています。
江藤農林水産大臣の今後の行方から目が離せませんね!
それではまたお会いしましょう!
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