昭和の時代劇黄金期を飾った大スター、大川橋蔵(2代目)の家族にも、たしかな家族の物語がありました。
大川橋蔵の長男・丹羽朋廣(にわ ともひろ)さんは幼少期からテレビドラマ『銭形平次』にも出演し、子役“大川辰五郎”として親子共演も果たした人物。
さらに現在はフジテレビの名物プロデューサーとして、テレビ業界で活躍中です。
今回の記事では、大川橋蔵さんとの親子関係や、丹羽朋廣さんの子役時代や学歴から経歴まで、詳しく迫っていきます。
【徹子の部屋】大川橋蔵と丹羽真理子の長男は丹羽朋廣!子役は13歳までやっていた!
▼丹羽朋廣さんが小学校高学年くらいの家族写真です▼

- 芸名(読み):二代目 大川 橋蔵(おおかわ はしぞう)
- 本名:丹羽 富成(にわ とみなり)
- 生年月日:1929年(昭和4年)4月9日
- 没年月日:1984年(昭和59年)12月7日(享年55)
- 出身地:東京都柳橋(現在の東京都台東区柳橋)
- 屋号・定紋・舞踊名:屋号=音羽屋、定紋=違い柏葉、舞踊名=藤間勘之丞
歌舞伎俳優としての経歴: - 幼少期より歌舞伎の舞台に立つ。初舞台は市川男女丸の名で。
- 1944年に二代目大川橋蔵を襲名(六代目尾上菊五郎の妻・寺島千代の養子入り)
映画・テレビ俳優としての主な活動: - 昭和30年代に映画時代劇のスターとして活躍(例:『新吾十番勝負』シリーズなど)
- テレビドラマ『銭形平次』(1966年〜1984年)で主役を務め、18年間・888回放送という長寿シリーズとなる。
- 氏名:丹羽 朋廣(にわ ともひろ)
- 芸名:大川 辰五郎(おおかわ たつごろう)
- 関係:大川橋蔵の長男
- 弟:丹羽貞人(にわ さだひと)
- 学歴・職歴など:
- 青山学院大学卒業という情報あり。
- かつて(または現在)フジテレビに所属し、プロデューサー職などを務めたという報道あり。
- 子役経験:13歳まで子役として活動
- その他:俳優としての活動歴も多少の報道あり(例:「大川辰五郎」名義で番組出演)
昭和の銀幕スター・大川橋蔵(1929-1984)さんは、妻・丹羽真理子(元芸妓)との間に2人の息子をもうけました。
長男が丹羽朋廣(にわ ともひろ)さん、次男が丹羽貞人(にわ さだひと)さんです。
朋廣さんは京都府出身で、父・橋蔵さんの京都・太秦の撮影現場や舞台裏にも幼い頃から顔を出していました。
また、その関係で日舞も習っていたため、小学生の頃から自然と子役出演がスタート。
特に有名なのが伝説のテレビ時代劇『銭形平次』シリーズでの出演です。
ドラマ内では“辰五郎”役として13歳まで出演し、父・橋蔵演じる平次親分と実の親子共演を何度も果たしています。
当時、多くのファンから「まさに親子の共演!」と応援のファンレターも殺到したそう。
また現場でも礼儀正しく、明るい少年として業界でも評判でした。
【画像】大川橋蔵の長男(息子)の芸名は大川辰五郎!銭形平次で親子共演もしていた!
今更なんだけど越前の息子、忠宣を演じる大川辰五郎くんは大川橋蔵氏の御長男だったんだ。知らなかった!(^^) pic.twitter.com/1iFvCOZl0z
— KEIGOЖCERRY62 (@cerrystraker) October 14, 2020
丹羽朋廣さんは子役時代、「大川辰五郎(おおかわ たつごろう)」という芸名を名乗っていました。俳優・大川橋蔵の“本名”にちなんだものです。
『銭形平次』は昭和40年代を代表する国民的時代劇で、その中で大川辰五郎が演じるのは主人公・平次の養子であり子分という重要なポジション。
実の父が主演の現場は、さぞかし刺激的だったのではないでしょうか?
また、次男の丹羽貞仁(俳優名:大川功次郎)さんも出演経験があり、兄弟で橋蔵作品に登場しています。
こうした親子そろっての出演は、時代劇のちょっとした“名物”にもなっていました。
▼生前の父・大川橋蔵さんとの最後の家族写真です▼

丹羽朋廣さんは、ドラマ卒業とともに大川辰五郎としての芸能活動をいったん終了。その後は、進学の道へとシフトしていきました。
【画像】丹羽朋廣の学歴は青山学院大卒!経歴は現在フジテレビのプロデューサー!

芸能活動を終えた朋廣さんは学業に励み、青山学院大学を卒業。そのままフジテレビ(フジサンケイグループ)に入社します。
入社後はドラマ制作やバラエティ番組に関わり、現在はフジテレビのプロデューサーとして番組制作の中枢に在籍。
テレビ局内でも“現場感覚に長けた制作者”として知られ、今では多くの後輩スタッフから慕われる存在だそうです。

また、丹羽朋廣さんは「めちゃイケ」の人気企画「フジTV警察24時」にも登場した事があります。
本庁から応援に来たはなわさんに「平次の息子もフジ、十手持ってくれた〜」と歌われながら、岡村隆史さんや濱口優さんらと一緒に十手を手に盛り上がる姿を見せていたそう。
かつての子役体験や芸能一家のネットワークを生かし、幅広いジャンルの番組作りに携わっています。
また、父・大川橋蔵の功績や時代劇愛にも深い理解を持ち、特番の企画や芸能界の家族ドラマ制作にも時折協力。
時代劇と現代テレビの“架け橋”として次世代に思いを継いでいます。
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まとめ|大川橋蔵の息子(長男)は丹羽朋廣!経歴は子役を経てフジテレビのプロデューサー!
大川橋蔵(2代目)の長男・丹羽朋廣さんは、“大川辰五郎”の芸名で子役デビュー。
『銭形平次』で親子共演を果たし、13歳までドラマに出演していました。
その後は青山学院大学を卒業し、現在はフジテレビのプロデューサーとしてテレビ番組の制作に尽力。堅実で温和な仕事ぶりでフジテレビ番組の屋台骨を支えています。
偉大な父の背中を追いながらも独自の道を切り拓いた丹羽朋廣さんは、現代テレビ業界でも欠かせない存在となっています。
これからの丹羽朋廣さんの活躍や動向からますます目が離せませんね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それではまたお会いしましょう!


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