早川千絵の学歴や経歴は?ニューヨークの大学SVA卒業から40歳で監督に!

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東京都出身の映画監督・早川千絵(はやかわ ちえ)さんは、ここ最近でカンヌ国際映画祭をはじめとした国際映画祭で高く評価され、日本映画界の新たな旗手として注目を集めています。

彼女の経歴は決して順風満帆ではなく、アメリカ留学、結婚・出産、子育てと仕事の両立、そして30代後半からの映画監督への再挑戦と、幾重もの困難を乗り越えてきました。

今回の記事では、早川千絵監督のプロフィールや学歴、そして40歳の2児のママとして本格的な映画監督デビューを果たした、波乱万丈の彼女の経歴を、詳しく見ていきたいと思います。

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目次

早川千絵のプロフィール!映画『ルノワール』でカンヌ映画祭の受賞候補!

画像引用元:https://applenge-media.com/wp-content/uploads/2025/05/9f75d5a756f57acba1bc7265d61199c1-550×339.jpg
項目内容
名前早川千絵(はやかわ ちえ)
生年月日1976年8月20日(48歳・2025年5月現在)
出身地東京都
学歴School of Visual Arts(NY)写真専攻、FIT映像学科卒業、ENBUゼミナール修了
職業映画監督、脚本家、開志専門職大学アニメ・マンガ学部教授、ENBUゼミナール講師
主な作品『ナイアガラ』(2014)、『BIRD』(2016)、『冬のメイ』(2016)、『十年 Ten Years Japan』(2018)、
『PLAN 75』(2022)、『ルノワール』(2025)
代表的受賞歴・第36回PFFアワード2014グランプリ(『ナイアガラ』)
・第75回カンヌ国際映画祭カメラドール特別表彰(『PLAN 75』)
・第63回テッサロニキ国際映画祭最優秀監督賞(『PLAN 75』)
・第65回ブルーリボン賞監督賞(『PLAN 75』)ほか多数
活動開始2014年~
備考20代から映画監督を志し、独学で脚本も執筆。社会派テーマと繊細な人間描写で国際的に高評価。
その他HKT48の14枚目のシングル「君とどこかへ行きたい」のMVの監督も務めた(2021年5月)

早川千絵監督は1976年8月20日生まれ、東京都出身の映画監督・脚本家です。2025年4月からは開志専門職大学アニメ・マンガ学部の教授にも就任し、後進の指導にも力を入れています。

彼女の代表作は、2022年に長編監督デビュー作となった『PLAN 75』。

この作品は第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、新人監督賞に当たるカメラ・ドールのスペシャル・メンション(特別表彰)を受賞しました。

また、第63回テッサロニキ国際映画祭最優秀監督賞、第65回ブルーリボン賞監督賞など国内外で数々の賞を受賞し、映画界に強いインパクトを与えました。

そして2025年5月、最新作『ルノワール』が第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されました。

前作『PLAN 75』に続き2度目のカンヌ出品となった本作は、バブル期の日本を舞台に、闘病中の父と働く母、そして11歳の少女・フキの物語。

主演にはオーディションで選ばれた鈴木唯、母親役に石田ひかり、父親役にリリー・フランキーなど実力派俳優が集結しています。

早川監督はカンヌ映画祭で「この映画を温かく迎え入れてくれたことに気が引き締まる思い」とコメントし、キャスト・スタッフへの感謝を語っています。

まさに、日本映画界を牽引する実力派監督として頭角を現してきた、今注目の人物です。

早川千絵の学歴は?出身高校は都内の高校で大学はNYのSVAを卒業!

画像引用元:Googlemap スクール・オブ・ビジュアル・アーツSVA NYC

早川千絵監督の学歴について、特に出身高校は公表されていませんが、東京都内の高校に通っていたというのが有力な説です。

高校時代から映画に強く惹かれていたようで、学校が終わると映画館に通う日々だったとインタビューで語っています。

青春時代のほとんどを映画と過ごした経験が、彼女の独特な作品づくりにも大きな影響を与えているようです。

高校卒業後、早川千絵さんは単身でアメリカ・ニューヨークに留学します。

大学はニューヨークの名門美大「スクール・オブ・ビジュアル・アーツ(School of Visual Arts, SVA)」です。

実は、入学当初は映画コースを専攻していましたが、英語が苦手すぎる状態で、周りの人間とほとんどコミュニケーションできずにいたとの事。

ですので、映画コースは断念し、写真コースへと専攻を変更し、卒業しました。

また、一部情報では「ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)」映像学科卒業とも言われていますが、公式プロフィールや主要メディアではSVA卒業が明記されています。

SVAはアートやデザイン、映像分野で世界的に有名な大学で、早川監督はここで写真や映像、アートを幅広く学びました。

ニューヨークという刺激的な街で、映画やアートに触れながら過ごした日々は、彼女の感性や表現力に大きな影響を与えています。

お団子TANGO!

英語があまりしゃべれない状態で単身NYの大学へ留学するとか、かなりの大胆さですね!(驚!)ですが、彼女はその後の人生の節目で、大きな決断を敢行していきます!

早川千絵の経歴は?アメリカで2児を出産し40歳でママ映画監督デビュー!

画像引用元:https://enbuzemi.co.jp/course/director_year/

早川千絵監督の経歴は、まさに「回り道」と「挑戦」の連続です。

NYのSVAを卒業後、ニューヨークでテレビ東京の番組『モーニングサテライト』のアシスタントとして働きました。

それを辞めた後、東京に新しくできた映画学校に通うか、助監督になって撮影現場で学ぼうと、日本へ帰国しようと思い立ちます。

そんな矢先に、妊娠が判明し、日本への帰国は延期に。アメリカで結婚と出産を経験しました。

早川千絵さんの夫は、アメリカで出会った日本人画家で、2人の子供がいます。

アメリカで出産・育児を経験した後、数年を経て日本に帰国。

帰国後はWOWOWの映画部で字幕編集や映像翻訳などの業務委託の仕事に従事しながらも、映画監督への夢を諦めずにいました。

30代半ばになり、「今やらなきゃ」と一念発起し、東京の映画学校「ENBUゼミナール」に入学。

『ナイアガラ』のワンシーンです

画像引用元:https://pff.jp/jp/uploads/award/2014/2014_niagara.jpg

ここで映画監督としての基礎を学び、卒業制作『ナイアガラ』が2014年のカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に入選し、ぴあフィルムフェスティバルでもグランプリを受賞しました。

その後、是枝裕和監督監修のオムニバス映画『十年 Ten Years Japan』の一編『PLAN 75』を監督し、WOWOWを退社。

画像引用元:https://eiga.k-img.com/images/movie/96517/photo/c455209315801995.jpg?1652767090

2022年、長編映画監督デビュー作となった『PLAN 75』が、カンヌ国際映画祭で「ある視点部門」の新人監督賞(カメラドール)特別表彰を受けました!

早川監督は、結婚・出産・育児という“回り道”をしながらも、諦めずに映画監督への道を歩み続けた「ママ映画監督」です。

40歳を過ぎてから本格的に監督デビューを果たした彼女のキャリアは、多くの人に「夢は諦めなければ叶う」という希望を与えています。

『ルノワール』主人公とその家族のワンシーン

そして、2025年5月開催の第78回カンヌ国際映画祭では、新作『ルノワール』がコンペティション部門に選出されています!

お団子TANGO!

5月24日が授賞式ですね!「ルノワール」がパルムドール、あるいは何か賞を獲得して欲しいですね!

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まとめ|早川千絵の学歴や経歴は?ニューヨークの大学SVA卒業から40歳で監督に!

早川千絵監督は、東京都出身で高校時代から映画に親しみ、ニューヨークの名門美大SVAで写真や映像を学んだ異色の経歴の持ち主です。

日本へ帰国しようとした矢先に、妊娠が判明。アメリカで結婚・出産を経験。

帰国後はWOWOWで映像翻訳や編集の仕事をしながら映画監督への夢を諦めず、30代半ばで映画学校ENBUゼミナールに入学。

卒業制作がカンヌ国際映画祭に入選し、40歳を過ぎて長編映画監督デビューを果たしました。

代表作『PLAN 75』はカンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞し、国内外で高い評価を得ています。

2025年5月には最新作『ルノワール』がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、日本映画界を牽引する「新人」実力派監督として、大きな注目を集めています。

早川千絵監督のキャリアを見て思う事は「夢は諦めなければ叶う」というメッセージそのものでした

今後も、社会に問いかける重厚な作品や、新しいジャンルへの挑戦に注目が集まるでしょう!

今後の早川千絵監督から目が離せませんね!

それではまたお会いしましょう!

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